ご心配をおかけしたまま、
長らくご無沙汰してしまいました。
久しぶりにパソコンを立ち上げました。
最後まで、頑張ってくれた母が他界して
一週間以上が過ぎました。
私自身、いろいろなことをひとつずつ
乗り越え乗り越えの今日です。
身内や友の助けを借りつつ、りんの姿に救われつつ・・・
生活も、少しずつ落ち着いてきています。
張り詰めていたものが、ふと解けると
まだ元気だった頃の母が、懐かしく甦ります。
うちへ来て、りんとお散歩もしました。
既に足も弱ってきていたので、ゆっくりゆっくり・・・
近くの公園まで歩いたのです。
いつもはマイペースのりんが、母の歩調に合わせて
ゆっくりゆっくり・・・。
そんなりんの姿に驚いたことを、今でも鮮明に覚えています。
火葬場へ向かう車の中、見えた花は、
父の時は、満開のつつじ。
そして、母の時は紫陽花でした。
病という苦しみから解放され、元気な姿を取り戻し、
母は、天国の父と会えたでしょうか。
私たちのことを、ふたりで見守ってくれてるでしょうか。
そんな風に想像を膨らませ、自分の心をなぐさめています。
寂しくなりました。
時折涙も出ます。
でも、大丈夫。
元気でやってます。
少しずつ、いつものペースに戻したいと思います。
自分の人生を楽しまなくてはと思います。
思えば、最後に母の口から出た言葉は「大丈夫」でした。
苦しかっただろうに・・・
最後まで強い人でした。
どんなことがあっても、
「大丈夫 大丈夫」
私もそう言える人にならなくては。
最後の最後まで、親から学ぶのですね。
こちらから、最後にかけた言葉は「ありがとう」
「最後まで聞こえていますから、沢山声をかけてあげてください」と言われても
出てくる言葉は、「ありがとう」
それしか出ませんでした。
父にも母にも、永遠にありがとうです。
きっと、ちゃんと伝わっていますよね。